コラムVol.04 玄関ドアの種類を知ってリフォームしよう!
玄関ドアをリフォームする場合は、ドアの見た目で選ばず、きちんとドアの種類と特性を知ってリフォーム工事を進めましょう。
では、まず、玄関ドアには大きく2種類のドアがあります。
ひとつは、「開き戸」そしてもう一つは「引き戸」です。それぞれの種類で細かくドアの種類が分かれています。
一般的に「玄関」といえば、開き戸の玄関タイプをイメージする人が多いのではないでしょうか?
開き戸タイプの玄関扉にはさまざまな種類があり、どの開き戸を選ぶかにより、必要な玄関の広さやメリットが異なります。それぞれの特徴をしっかりおさえた上で、最適な玄関扉を選びましょう。
現在建築されている住宅の開き戸で最もシンプルでスタンダードなドアが1枚の玄関扉です。右開きと左開きから選ぶことができ、間口が狭い玄関にも設置できます。
左右に設けられた同じ大きさの二枚の扉が開くタイプです。大きな開口部を設けることができますが、玄関に十分な間口が必要になります。
片開きのドアの反対側に小さな子扉を設けた玄関ドアのことです。どちらのドアも開けることができ、大きな荷物を運び込む際などに、開口部を広くすることができます。開口部を調節して開くことができるので、一気に室内の空気を入れ替えたい時は両開きにできるため便利です。
片開きのドア、あるいは両開きドアの左右どちらかに、ドアよりも小さい固定式の窓があるドアのことです。防犯的な意味合いと、開口部を小さくすることで室内空気を外に逃がさないのがこのドアの特長です。更に外の光を取り込んで玄関を明るくすることができます。
片開きのドア、あるいは両開きドアの左右両サイドに、固定式の窓が設けられた玄関扉のことを指します。片袖ドアよりもさらにたっぷりの光を玄関に取り込むことが可能なので、空気の入れ替えが一気にできて便利です。
日本の和風住宅などに良く視られるタイプの玄関ドアです。ドアをひいて空けるので、開き戸に比べ小さな力でドアを開けることができます。安全性も高いです。
片側だけが開閉するドアのことです。屋外側をドアがスライドする外引き込みタイプ、室内側をドアがスライドする内引き込みタイプ、ドアを引く側に固定窓がある袖付きタイプなどがあります。
引き違いドアは、片側を反対側に重なるようにスライドすることで開閉するタイプです。
扉の数が2枚の2枚建てが最もスタンダードで、さらに広い開口部を設けられる4枚建てもあります。
ドアの上の方がガラスになっているドアを欄間付きドアと言います。
昔の家に多いタイプなのですが、外の光を取り込めるメリットがあります。
最近は欄間付きよりも、欄間なしのほうが流行っているので、欄間付きのドアだったお宅でも、新しいドアに交換される際は欄間なしのデザインを選ばれる方が多いです。
欄間がない分、扉の高さが取れますので、開口高さが取れます。
ドアのスリットや小さな窓など、デザインによって光が取り込めるタイプのものもあります。
玄関ドアリフォームは、工事代含めて、35~45万円位を目安にお考え下さい。
デザインや性能、機能の有無などにより価格はかわってきます。
最近は1dayリフォームと言われていますが、工事も半日で終わってしまいます。
あまり気負わずに出来るのが良いですね!