ドアリフォームコラム

コラムVol.02 断熱性能、通風機能の玄関ドアで快適な住まいに!

玄関ドアの新機能:断熱戸

住宅の開口部である玄関ドアは、熱の出入りが激しい場所です。
したがって、玄関ドアの断熱性能が上がれば、室内温度を一定に保つことができ、エネルギー効率の良い家になります。

LIXILリシェント

LIXILリシェント玄関ドアの断熱性能は仕様によって異なります。
断熱仕様のドア本体は、鋼板で、表面に高耐候木目シートが貼られています。内部には断熱材が充填されています。その上で、断熱仕様に段階がつけられています。

K2仕様(高断熱)

高断熱K2は北海道など寒冷地向けで使われるタイプですが、最近は断熱性を高める意識が高まっているため、関東エリアのアイライフでもよく取り扱っています(補助金の対象にもなります)。
玄関の方角や、周辺の環境によっては、省エネ地域区分4以上の地域(茨城県と埼玉県が4~6、群馬県が2~6、東京都が4~8)であっても、結露を失くしたい、暖かくしたいなど、より高い断熱効果・省エネ効果を求めるケースが多い為、地域区分が4以上の地域でも、K2仕様は人気の高い断熱ドアです。

K4仕様(断熱)

比較的温暖な地域向けの断熱仕様です。関東より南の地域では、K4仕様の断熱ドアが使われています。
この他に、LIXILリシェント玄関ドアには、断熱性のないアルミ仕様のドアもあります。四国や九州の一部、沖縄県などで使われています。

LIXILリシェント
ポイント

K2仕様とK4仕様を省エネ地域区分で決めるのではなく、断熱構造の違いをふまえ、玄関にどこまでの断熱性能をもたせたいかで判断されることをおすすめいたします。



玄関ドアの新機能:通風

通風玄関ドアを閉めたまま通風できるので防犯や虫の侵入を心配することがありません。新鮮な空気を招き入れて、余分な熱気や湿気、気になるニオイは室外へ出せるのでお部屋の空気をいつもリフレッシュできます。
ガラス面に格子をあしらうことで、手を差し込めないようガード!
採風部分には網戸を設置。虫が入ってくる心配もありません。
レバーを上げて解錠し、ハンドルを手前に引くだけの簡単操作。

ポイント

換気が大切と言われるご時世になって、通風玄関ドアが選ばれるケースが多くなりました。



玄関ドアリフォームの相場感

玄関ドアリフォームの費用は、玄関ドアなどの費用と実際に玄関ドアを入れ替える工事に関する手間料がかかります。
なお、玄関ドアの入れ替え工事は、だいたい1日で終わることが多く(1dayリフォーム)、手間料が少なくて済むリフォーム工事です。
多くの工事が、玄関ドアの材料費と入れ替え工事費込みで35~50万円程度が一番多い費用です。
数社から同じドアで見積を取って、材料費と工事費を見比べると良いでしょう。